道徳授業の様子〜克己と強い意志〜
2021年6月28日 12時37分28日(木)、新規採用教員による道徳科の授業が2年2組で行われました。
テーマは「希望と勇気」「克己と強い意志」です。
授業の初めから生徒たちから自然と道徳科の話が出てくるほどに、とてもいい雰囲気です。
資料では、オリンピックにも出場する大変有名な水泳競技の実力者が、不安や悩みを抱え、さらには怪我をも負ってしまいどん底の状態に陥ってしまう。しかし、主人公がその状況をいかに克服し、自分を取り戻して最前線に復帰するかという内容でした。
「怪我の期間、自分には何が足りなかったのか!?」、主人公の苦悩を皆で考えます。
ついには自分の自信のなさや怪我から克服し、次々と結果を出していく主人公!
2年生の皆も自分と照らし合わせながら、発表していきます。
「白ご飯です。」
主人公は、自身の今の気持ちをそう答えます。
「白いご飯ができるまでには、お米の量を量って研いだり、水の量を量ったり、すごく手間がかかります。そして、最後に、つやつやして白くておいしいご飯になって出てきます。かめばかむほどおいしい、そういう味のある人間になりたいです。」ということでした。
東京書籍「新しい道徳」より抜粋
手間をかけ、時間をかけ、自分と向き合い、そして弱さを克服していく!
今の生徒の心に響いたのではないかと思います。
授業の終わりに、学級担任の先生自身が日本からの代表として、カナダに遠征された時の説話をされました。
生きた教材!
このクラスの生徒が自分自身と向き合い、さらなる目標を見出してくれることを期待しています。
学級担任と生徒が一体となった素晴らしい道徳授業でした。