さぁ、こぎ出そう!~第三学期始業式~
2023年1月10日 09時00分
1月10日(火)8時50分現在 気温6度、晴れ
令和4年度西予市立宇和中学校第三学期始業式が行われました。
快晴ではありますが、気温6度とキリっと身の引き締まる朝です。
校長先生の式辞では、宮城県仙台大学明成高校男子バスケットボール部ヘッドコーチ佐藤久夫先生の言葉を出され、「失敗と書いて せいちょう と読む。数々の失敗を繰り返しながら、成長していくもの。」と伝えていただきました。失敗というチャレンジは、成長への道しるべということでしょう。佐藤先生は、現在、ワシントンウィザーズで活躍する八村 塁選手を育てた恩師でもあります。
年が変わり、新たなチャレンジに向かうにふさわしいお言葉を式辞でいただいたことで、生徒の皆も気の引き締まる思いで聞き入っていました。今年度はあと3か月であり、令和5年は始まったわけです。結びの学期となります。佐藤ヘッドコーチが敗戦色濃厚の試合の際、残り2分を切って言われた言葉があります。
「ここからが面白いところ!」
結びの学期の月日を愛おしみ、出し惜しみなくこの学期を過ごしてほしいと思います。
始業式の後は、新生徒会役員の任命式が行われました。校長先生から生徒会長と副会長が任命された後は、副会長自身が各専門委員長を任命していきました。政治のしくみと同じ手順(流れ)で任命の形態が進められていきます。
副会長から名前を呼ばれて登壇していく新たな専門委員長たち。呼ばれて応える「ハイ!」の返事一つに期待のまなざしが皆から注がれます。新たに任命されていく専門委員長たちの後姿は、不安よりも期待をひしひしと感じる堂々たるものでした。
各専門委委員長が任命された後は、新旧役員交代式が行われました。本来ならば3年生の専門委員長から退任の言葉が伝えられるところでしたが、コロナ対応のために簡略化して行われました。
3年生の生徒会長から2年生の生徒会長(本日は都合により副会長)に校旗が手渡されました。
伝統の継承と刷新!その瞬間です。
3年生たちが残したような人のため、学校のために率先して動く集団へと成長していってください。
最後は生徒指導主事による講話が行われました。冬休みを振り返るとともに新たな学期をどう過ごしていくかを丁寧に説明していただきました。
時間と命の大切さ!本校でも大切にして参ります。それとともに保護者の皆様、地域の皆様もお力添えをいただきますようよろしくお願いします。
「開かれた学校」、学校・保護者・地域が一体となってこの宇和中学校を支えていっていただければと思います。
全体の会の後は、新役員たちが生徒会顧問の先生によって激励されていました。傍らで聞いていて、私も本当に同感。立場を背負って、これから活躍していってほしいと願っています。
日常生活が始まりました。
毎日の体温の入力、御家庭でもお声掛けください(今日は体温を自分の端末に入力することを忘れていた生徒が保健室に呼ばれ、保健室業務が停滞・混乱する事態がありました)。
学級では新しい抱負とともに三学期を元気にスタートさせていったようです。今日にも新しい委員会や係活動等が決まっていくことと思います。
令和四年度の結び、令和五年の始まり!
三年生の進路実現、二年生のリーダーシップへの目覚め、一年生の先輩としての心構え…今後が楽しみです。