西予市立宇和中学校

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愛媛県内における新型コロナウイルス感染症予防のお願いについて(愛媛県知事より)

2020年4月15日 10時30分

県民・事業者の皆様へ

 

令和2年4月13日  愛媛県知事 中村 時広 

 

愛媛県内における新型コロナウイルス感染症予防のお願いについて

 

国内での新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、4月7日、政府は7都府県(東京都、大阪府、埼玉県、千葉県、神奈川県、兵庫県、福岡県)に対して「緊急事態宣言」を行いました。

愛媛県は、この緊急事態宣言の対象区域ではありませんが、国外や県外から感染が持ち込まれたと疑われる事例が相次ぐほか、県内で一定の感染が拡大している懸念も発生しています。今が、「緊急事態宣言」を回避するための重要な時期です。

あらためて、これまでの本県の状況をご説明するとともに、県民の皆様に、具体的にどのような行動をお願いしたいのかをまとめましたので、必ずご一読いただき、県内での感染拡大防止対策にご協力をお願いします。

 

3.新型コロナウイルスへ対処するために(県民の方々へのお願い)
① 新型コロナウイルスの性質
このウイルスは、麻しん(はしか)等のように、一定の間ウイルスが空気中を漂う「空気感染」ではなく、「飛沫感染」「接触感染」により感染するとされています。

「飛沫感染」とは、感染した方の飛沫(くしゃみ、咳など)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染することです。定期的に換気を行うこと、人と距離を取って離すことが、感染予防として効果的です。

また、「接触感染」とは、感染した方がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れることで感染した方のウイルスが付着し、他の方がその部分に接触することでウイルスが付着し、感染した方と直接接触しなくても感染することです。感染を防ぐためには、石けんによる手洗い、手指消毒用アルコールによる消毒や咳エチケットなどの一般的な感染症対策が効果的です。それだけでなく、十分な睡眠をとるなど健康管理が重要です。

また、集団感染が確認された場所に共通する換気の悪い空間「密閉空間」、人が密集している場所「密集場所」、近距離での会話や発声が行われる場所「密接場所」に集団で集まることを避けることで、感染拡大防止につながります。

また、「3つの密」のある場所以外であっても、人混みや近距離での会話、特に大きな声を出すことや、歌うことにはリスクが存在すると考えられ、また、激しい呼気や大きな声を伴う運動についても感染リスクがあると、国の専門家会議から指摘されています。

 

②県民・事業者の皆様に対するお願い《不要不急の行動自粛等について》
これまで県民の皆様には、「密閉」「密集」「密接」の「3つの密」が重なる場を徹底的に回避していただくほか、「咳エチケット」「手洗い」等の基本的な感染予防対策や、高齢者施設や医療機関への訪問・面会の自粛等についてお願いしてきました。

また、愛南町や近接する高知県宿毛市での複数の感染確認を受け、愛南町及びその周辺地域の方々に対して、不要不急の行動自粛等のお願いをしてきたところです。

さらに、今般、松山市内においても、感染経路の特定が困難な事例が散発し、既に市中感染の可能性も懸念され、緊急事態の一歩手前であることをご理解いただき、今後、当面2週間(4月26日まで)、「緊急事態回避」のための行動として、全ての県民の皆様に対して、次のとおり、行動の自粛等を徹底していただくよう強く要請します。

 

「うつらないよう自己防衛」

・自分自身の安全は、まずは自らで守っていただくことが重要です。

・一人ひとりの体調管理をしっかり行うとともに、「手洗いの励行」、などの基本的な感染予防対策を徹底して行うこと。

  ・「換気の悪い密閉空間」「多数が集まる密集場所」「間近で会話や発生をする密接場所」のいわゆる「3つの密」の条件が重なる場を徹底的に回避すること。

  ・特に、「3密」の条件が重なる場のうち、全国でクラスターが多数発生している「繁華街の接客を伴う飲食店等」への外出については、年齢等を問わず、全ての県民の皆様において、徹底して自粛すること。【新型インフルエンザ等対策特別措置法(平成24年法律第31号)第24条第9項に基づく措置】

 
「うつさないよう周りに配慮」

  ・できる限りマスクを着用するほか、マスク入手が困難な場合でも、咳エチケットを徹底すること。人と接するときにもしっかりと距離をとって会話等を行うとともに、自ら「3密」となるような機会を作らないこと。

 ・感染拡大地域に居住し、現に愛媛に戻っている方や、「繁華街の接客を伴う飲食店等」へ外出した方は、「もしかしたら感染しているかもしれない」との意識のもと、2週間は不特定多数との接触を控える、近い距離で人と話すのを避けるなど、感染予防のための意識を強く持つこと。

 
(3)「県外や不要不急の外出自粛」
・緊急事態宣言の対象地域では、外出自粛要請や、休業要請がなされています。こうした状況で感染拡大地域へ訪問することは、できる限り自粛すること。

 ・これらの地域を訪問する場合には、不特定多数との接触を控えるとともに、ご自宅に戻った後、基本的な感染予防や、体調不良の場合の外出を自粛すること。

・仕事や日常生活に支障がない限り、ご自宅で過ごしていただくこと。

  ・やむを得ず外出する場合も、最低限の生活必需品の購入や、必要な医療機関への受診などに限ること。

   ※不安になって医療機関に殺到したり、買い物に押し寄せたりすると、そこで感染が拡大する恐れがあることから、くれぐれも気をつけて下さい。

・県内においても、市中感染の可能性が否定できない愛南町(隣接する高知県宿毛市を含む)や松山市を含む中予地域への不要不急の往来は自粛すること。 

・正しい情報に基づいて行動していただくこと。

・37.5度以上の発熱が4日以上続くなどの症状のある場合には、帰国者

・接触者相談センターに相談していただくこと。

・物資不足等の根拠のない情報に基づく行動はしないこと。

・県の情報に基づき冷静に落ち着いて行動すること。

・入院患者を受け入れる感染症病床については、院内感染対策を十分に行っており、感染の恐れはないため、一般の方も安心して受診していただけること。

 
・高齢者施設や医療機関への訪問・面会を自粛していただくこと。

・重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある方の感染を防ぐため、高齢者施設や医療機関への訪問及び面会については、くれぐれも自粛すること。