3年ぶり!令和4年度第1回生徒総会+α
2022年5月20日 13時41分
5月20日(金)
週末となりました。午後は実に3年ぶりとなる生徒総会が行われました。すべてが懐かしい、すべてが愛おしい!感染対策を講じながらではありますが、全校が一堂に介して、宇和中学校をより良くする話し合いを行う日がついにやってきました。
3学年とも生徒総会を全校一斉に行う経験は初めてのこととなります。白い丸の学級の看板の使い方も、生徒はよく分かっていないわけです。あぁ、懐かしい、あぁ、すべてが愛おしい!
※看板は自分のクラスから意見が出た時や自分のクラスの意思表示をする際に使用されます。
さぁ、宇和中学校をより良くするための話し合いの始まりです。
生徒会長を始めとして、この生徒総会の運営にあたる執行部です。錚々たるメンバー!宇和中学校のブレイン(中核)です。
進行によって、議長が選出されました。知性豊かで判断力抜群の生徒が選ばれました。オーラを感じます。本総会をよろしくお願いします。
映像を交えながら専門委員会の活動方針が示されました。以前は当たり前だった「映像を交えながら皆で視聴し考える形式」もついに復活!生徒会担当の先生方により映像の腕前はさらに向上し、まるでテレビのドキュメンタリードラマを観ているかのような映像美でした。活動方針が示された後は、全校生徒から積極的に質問等の挙手がありました。
皆で審議したことを、拍手多数により決定していく!
皆で考え、皆で決める!これは民主主義の基本です。これもまた一堂に介して体験することができました。リモートではなく、皆で顔を合わせて考えて決定していくというこの世界をしっかりと味わってほしいと思います。
議事に沿って内容を報告したり、提案したりして、皆が審議します。最終的には拍手多数で意見をまとめていきます。こういう流れこそが、皆で学校を創るということなのです。執行部も慣れない形式ではありますが、これまでの(中央委員会等での)運営を生かして、堂々とした進行ぶりです。
集中審議は「制服」についてです。ジェンダーレスの世の中になり、今の制服は現状として見合うのかどうなのか!?
事前に学級で審議された内容や各個人の意見が発表されます。勢いだけではなく、単に論破するだけでなく、いかに皆が納得し、落ち着いた学校生活が送れるかどうかについて冷静に判断しなければなりませんね。内容に深まりはあったでしょうか!??
全校の意識調査の結果もデータで示されます。理論的な根拠にもなり、客観性がありますね。
「仮に制服を変えたとして、どのような問題点があるか!?」という問いに対しても、全校生徒で真剣に考えることができました。自分の欲求を満たすだけではなく、周りのことやその後に及ぼされる影響についてなど幅広い意見が出ました。
時間が経つにつれて、自分のことだけではなく、冷静に、そして切に訴える視点から発表する生徒が出てきました。生徒の中に育つ「人権感覚のすばらしさ」を垣間見るような時間ともなりました。
教師が手助けをせずとも、生徒たちの間で気付き、考え、真剣に討論する時間ともなりました。これが宇和中生!3年ぶりに見る、生徒自身が高め合う姿です。
意見が十分に述べられた後は採決です。双方の意見を振り返り、吟味しながら、皆の意見をまとめていきます。
さぁ、結果はどうだったでしょう。今回の意見をもとにより良い宇和中学校の実現に向けての歩みが始まります。
挙手も多くありました、すばらしい意見も多数出ました。やはり、全体での会を行えてよかったです。
生徒会担当の先生、そして執行部の生徒たちのおかげで大変充実した生徒総会となりました。
生徒総会の後は+αのブロック抽選がありました。
ブロック抽選、これは秋に行われる本校運動会の縦割りブロック分けの抽選会です。
体育委員長の挨拶の後、生徒会長と副会長がショートコントで盛り上げます。「このつくね、熱くね!?」「あっ、UFO!!?」でしたかね(汗)内容はともかく堂々とやり上げる姿に感心しました(汗)。秋の秋輝祭(文化祭)でも期待しています。
全校で集まり、インタビューをしながらの抽選会。こういうことも実に3年ぶりな訳ですが、面白いものですね!前に出てもあたふたせず、それぞれに個性を発揮します。
中には抽選をするはずなのに、仮面ライダーの変身ポーズのパフォーマンスを披露する生徒まで出てきました。皆んな、本当に…この日を待っていたのですね。
まず最初に1年生が3年生のどのクラスと一緒になるか抽選をしました。
続いて2年生が3年生のどのクラスと一緒になるか抽選しました。
そして、最後は3年生。3年生は自分のブロックのカラーの抽選をしました。
縦割り4ブロックが決定しました。これからさまざまな場面で縦のつながりを感じ、ともに成長していきます。写真のキャラクターは、本当のマスコットキャラクター「うわカモン」です。
感染対策をしながらにはなりますが、この瞬間、そしてこれからの輝跡を大切にしていきたいです。
つながりに生きる!ますます、すばらしい学校にしていきましょう。